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Canva(キャンバ)の有料版と無料版の違いは?無料版での抜け道もご紹介

まだCanvaを使い始めたばかりだけど、有料版にしたらもっとできることが増えそうだね。具体的にどんな違いがあるのかな?

にこら
にこら

有料版には、無料版ではできない便利な機能がありますよ。では今日は、無料版と有料版(以下Pro)の違いについて解説しましょう。

Canvaを使い始めると、画面のあちらこちらに王冠のマークがあることに気づくと思います。

 ホーム画面にも…

写真や素材を検索したときにも…

この王冠マークは、Proのユーザーにしか使えない機能や素材を意味します。けっこうあちこちにありますよね。それでは違いを見ていきましょう。

目次

無料版とProの違い。価格と全体像

Canva公式サイトで一覧を見ることができます。

まず価格について。
Canva Proの料金は、一括支払いの場合は12000円、月額支払いの場合は1500円です。いずれの支払い方法でも、最大4人の無料アカウントユーザーをチームに招待することができます。招待されたユーザーは、Pro機能が使えます。つまり、1年間5人で使用した場合、一人当たりの使用料は年額2400円/月額200円となります。会社や組織など、1人以上使用するメンバーがいる場合はとても有用な仕組みです。

次に、大枠での機能の違いについて。
無料版では致命的だ!というほどの欠点はありません。無料版でも十分に、いろいろなデザインを作ることが可能です。ではProを使う利点は何か?というと、作業にかかる時間を短縮してくれたり、可能性の幅を広げてくれることだと感じます。公式サイトに記載されている順番に沿って、一つずつ解説していきますね。

Proで使える機能のご紹介

1. 1億点を超える素材と61万点を超えるテンプレート

無料アカウントを使っている方は、素材検索のときに、王冠マークのばかりの素材しかないなあ…という事態に陥ったことがあると思います。そうです!数字のとおり、Proのほうが圧倒的に素材点数が多いのです。テーマによっては、有料素材しかない場合もあるでしょう。

数の多さだけでなく、Proには、有料素材か無料素材かを選択して検索できる機能があります。

Proアカウントは無料素材、Pro素材をより分けて検索が可能

無料版は、無料素材のみに絞って検索することができません。抜け道として、写真に関しては、PexelsとPixabayのアプリを使って、無料の写真を検索しましょう。

グラフィック素材に関しては、「ブランドコード」を活用すると良いでしょう。気に入った素材を見つけたら、右上の三つボタンからキーワードをクリックすると、同じ制作者のクリエイティブが表示されます。目的の素材が見つかるとは限りませんが、似たテイストの素材を探すことができます。

リンクをクリックすると、同じ制作者の素材が表示される

2. ブランドキット

自社のロゴや、カラー、またCanvaに搭載されていないフォントをアップロードすることができる機能です。ブランドルールが定められている会社に勤務していたら便利な機能ですね。登録したロゴ、カラー、フォントは、編集画面で使用することができます。

私は会社に所属していませんので、ブランドルールに即した使い方はしていませんが、素敵な無料の英字フォントを見つけたらアップロードして追加しています。アップロードできるフォントの数には限りがあるようですが、今のところ58個まで登録できています。

3. 背景リムーバー

写真の背景を削除してくれる機能です。わりとしっかり被写体と背景を識別して、きれいに削除してくれます。無料版ユーザーは、removebg を使いましょう。登録不要・無料で背景を削除してくれるとても便利なサイトです。

4. マジックリサイズ

作成したファイルをリサイズしてくれる機能です。たとえばプレゼン資料用に作ったファイルを、YouTubeのサムネイルに転用したい、と言った場合、ボタンひとつで、元のデザインを新サイズに最適化したファイルを作成してくれます。ただし、縦横比があまりに違う場合はあまりきれいな形にはならず、手直しが必要になります。

無料版ユーザーは、元データを「すべて選択(コントロール、もしくはコマンド+A)」し、新ファイルに貼り付けして、大きさや配置を調整しましょう。

5. チームが使用するテンプレートとしてデザインを保存

チームで使用するデザインテンプレートを作成することができます。テンプレートとして作成すると何が便利かというと、元のファイルを壊すことなく、コピーが使えるということです。

たとえば、デザイナーが会社用のテンプレートを作成しテンプレートとして保存しておけば、営業メンバーはそれを使用して、自分の資料を自由に作成することができます。ブランドキット同様、会社やチームでお仕事をする方向けの機能ですね。

6. 100GBのクラウドストレージ

無料版は5GBまでしか使用できないのに対し、Proは100GBまで使用できます。

…ということですが、Canvaは、2022年3月現在、自分がどのぐらいストレージを使っているか見ることができません。(これは、問い合わせして聞いてみましたが、現在その機能はないとのことでした)私は無料アカウントでかなりデータ容量の大きいプレゼン資料を数点保管しているので、5GBすぐに到達しそうなのですが、アラートなどもないです。現在はいくらでも使用可能だが、将来的に突然課金されるようにかもしれません。

もし、将来的に容量が問題で使えなくなったとしたら、Canvaは登録アカウント数に制限はありませんので、新しいアカウントを作成し、そこでまた5GBまで使用すると良いでしょう。

7. SNSを8つのプラットフォームにスケジュール(コンテンツプランナー)

Instagram、Facebook(ページ、グループ)、Twitter、Pinterest、LinkedIn(プロフィール、ページ)、Tumblr に、Canvaで作成した画像の予約投稿することができます。予約投稿はさまざまな類似サービスがあるので、さほど魅力的に感じていなかったのですが、使ってみて、Canvaの優位性が分かりました。それは、

  1. 予約を解除せずデザインの修正ができること
  2. 画像をダウンロード・アップロードして設定する必要がないこと
  3. 日本時間で設定できること

修正が発生したときに、設定をやり直さなければならないのは地味に面倒。また他の予約投稿サービスを使用する場合、Canvaから画像をダウンロードして、他のサイトでアップロードして…という手間がかかります。Canvaのコンテンツプランナーなら手間を削減できます。

3は、海外サービスの場合、GMTが基準だったりすることもあります。間違いを防ぐためにも、日本時間が標準となっているCanvaの予約設定は使いやすいです。

無料版ユーザーの方は、SNS本サイトや、他のサービスを使用しましょう。Twitterは、投稿画面で予約設定ができます。Instagramは投稿のみ、Facebookページから設定することができます。Buffer など、いくつかのSNSに予約投稿できるサービスを使用するのも良いと思います。

8. その他のProでしか使えない機能

一覧には掲載されていませんが、その他にも下記の機能がProで使えます。

  • PNGでのダウンロードの際に「背景透過」が可能
  • JPGでダウンロードの際にサイズや品質を選べる
  • SVG形式でのダウンロード
  • バージョン履歴

背景透過機能は、個人的に、LINEスタンプを作るときに重宝しました(笑)この機能で文字に縁取りをつけたり、影をつけたりなど応用している方もいるようです。

まとめ

今回は、無料版とProの違いやProで使える機能についてご紹介しました。Proで使えるのは

  • 多数の素材とテンプレート
  • ブランドキット
  • 背景リムーバー
  • マジックリサイズ
  • チームのテンプレートの保存
  • 100GBのクラウドストレージ
  • 各種SNSへの予約投稿機能
  • PNG透過機能など

でした。無料でも十分高機能なCanvaですが、Proはもっと便利になりますよ!Pro契約をご検討の方はぜひこちらからご登録ください。

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