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【お仕事紹介】地元っ子が教える金沢観光に行く前に読む本

お仕事紹介

金沢の観光情報を発信しているはるさんの処女作「地元っ子が教える金沢観光に行く前に読む本」の表紙を作成させていただきました。

目次

本の内容紹介

金沢で生まれ育った生粋の金沢っ子のはるさん。県外のお友達が金沢に旅行に来る際、どこに行ったら良いか、お勧めの食べ物は何かなどよく質問されるそうです。

質問が多いのも当然。石川県金沢市は、世界で初めて「ユネスコ・クラフト想像都市」に認定された場所。文化の保全に力を入れてきた都市です。コロナの影響で現在、観光産業は下火ですが、今後、国内外から金沢市の注目度が高まっていくのは確実と言えそうです。

参考:石川県金沢市は世界で初めてクラフトの創造都市に認定されていることを知っていますか?

金沢に興味を持ってくれるお友達のために、また地元を盛り上げるために、金沢の観光やグルメについてツイッターで情報発信を始めたはるさん。あるとき、ブロガーで作家のちきりんさんが、「旅行に行くときはKindle Unlimitedで旅行誌を読んで情報収集をしている」と知り、それなら自分も観光本を出そう!と出版を決意したそうです。

本では、金沢で生まれ育った著者の視点から、金沢を観光するときの注意点や観光のポイント、とっておきのお店など、地元民しか知らない情報を、丁寧に、惜しげなく提供しています。

たとえば気候のこと。金沢は雨の多い地域で、2日に一度は雨が降るってご存知でしたか?このことを知らないまま金沢に行ってしまったら、「せっかくの旅行なのに雨に降られた、自分は運が悪い…」なんて落ち込んでしまうかもしれません。

季節ごとのお勧めの装いについても詳しく書かれています。せっかくの旅行、快適に楽しみたいですよね。事前に知っていると知らないとで、旅を楽しめる度合いが変わってくるはず。

そして、金沢の大きな魅力である食。はるさんご自身が、美味しく値段もお手頃だと感じたお店を厳選し、紹介しています。実は私も、この本を読んでから、初めて金沢に旅行に行きました。本で紹介されているお店を中心に回りましたが、どこも本当に美味しく、良いお店でした。

これから金沢に観光に行く方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

表紙のデザインについて

仕様

作成ツールはCanva、カラーはRPG、サイズはKindleのガイドライン推奨サイズである縦2560x横1600です。

参考:kindle direct publishing「表紙画像のガイドライン

表紙デザイン制作過程について

表紙のデザインを頼まれたとき、著者のはるさんはご自身の執筆に全力投球で、表紙のイメージは特に持っておらず、「お任せしたい」とのことでした。そこで私のほうでいくつかデザインを作ってみることにしました。

観光本と言えば、なんと言っても写真を使いたい!と思ったので、はるさんご自身が撮った写真を何枚か送ってもらいました。色に関しては、金沢の伝統色 「加賀五彩」のうち、「燕脂色」と「黄土色」に近い色を取り入れました。

また、金沢市の「市の木」であり、前田家の紋章でもある梅の花をモチーフに使用しました。

当初、表紙のイメージはないと言っていたはるさんでしたが、薄い黄土色と梅の花にとても喜んでくれ、③をベースに進めることになりました。数度の修正を経て、冒頭の表紙になりました。

今回のデザインチャレンジ

私の中で、「旅行誌といえば雑誌」「雑誌といえば出版社の編集プロが作るもの」という固定概念がありました。雑誌は、読者の目にとまるように、美しい写真、美しいレイアウトで作られていますよね。

対して、旅行という分野のデザインの経験すらなく、まして金沢にも行ったことがなかった私。どうやって作ろうか?どうやったら金沢の魅力を伝えられるか?

引き受けたは良いものの、最初は途方に暮れました(苦笑)Amazonの旅行ガイドを検索して気に入ったものをピックアップしたり、書店を巡ったりして、少しずつイメージをふくらませていきました。

最初のデザイン案提出時に、はるさんが喜んでくれて、ホッとした記憶があります。

まとめ

今日は、地元っ子が教える金沢観光に行く前に読む本」の内容と、表紙の仕様や制作過程についてご紹介しました。

金沢に興味がある方、旅行を計画している方は、ぜひお手にとってみてくださいね。表紙についてのコメントやお問い合わせも歓迎です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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